他団体連携ではなくなる

他団体連携

若者の孤立を予防するために~アートや推し活からセーフティネットへ

多様な背景を持つ若者が社会的制度によるサポ―トを必要としたときに、いきなりそうした専門機関に相談することはハードルが高く、またそうした機関につなげられる人とのつながりも希薄である。

このような「現時点では困っていないが社会的には孤立している若者」が、潜在的な孤独・孤立になっていることを懸念している。

こうした課題に対応するには専門機関によるアウトリーチでは限界があるため、日々の暮らしの延長で自然と信頼関係が醸成され、いざとなったときにスムーズにサポートにつなげられるコミュニティをそれぞれに持てるように道筋を整えておくことが有効と考えられる。

みなと計画は、アートや推し活といった他団体では取り組まないような切り口から、暮らしのなかで多様な人とのつながりを増やし、その関係を維持することで社会的な孤立を防止することを目的に、日常的に若者とつながる手法を模索しています。

取組内容

アートや推し活から、日常に入口を作る

若手アーティストの活動支援を通して、お名前を呼びあい顔のみえるつながりを作る「POA」。

推し活をきっかけに、まちのカフェなどに若者が気軽に話しに来られるようにする「OSHI PORT」。

様々なつながりを通して社会との接続の基礎を作っていく。

いざとなったときに頼れるセーフティネットを作る

関わりを持った若者が課題に直面したときに、適切な機関とすぐにつながれるように、まちの中の関連機関が日常的にLINE等のツールを使って情報交換を行えるようにする。

これにより入口がどこであっても最善の手を最速で打てるようになる。

アートの入口「PORT OF ARTIST」

POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。POAの簡単な説明。

若手作家、アーティストの創作活動を支援するPORT OF ARTIST(ポート・オブ・アーティスト)、略称POA(ピーオーエー)の公式ウェブサイトです。
port-of-artist.com

推し活の入口「OSHI PORT」

OSHI PORTの設置:観光協会及び商工会議所(構成事業者への協力の呼びかけ)、商店街(関連店舗によるイベント開催)、大学(サークル活動のセミオープン化)、子ども食堂(推しをテーマとした交流会)※入口と同時に関係性を維持できるコンテンツも同時に検討をする。

まちなかのカフェや飲食店が推し活でつながれる場所=OSHI PORT(通称“推しポ”)になったらなにが起きるだろう?北海道江別市で「推し活で若者の孤独・孤立を予…
oshi-port.com

いざとなったときに頼れるセーフティネット

江別市社会福祉協議会と連携をし、担当者と協議を行っている。同協議会は、市の生活困窮者自立支援ネットワーク会議の事務局を担っており、当法人も会議の一員となっている。

構成メンバーが市内の主要なセーフティネットに関わる団体であるため、これを活用して日常的な情報交換ツールを導入することを試行している。
得られたノウハウは蓄積をして担当者が変わってもそれを見ることで同じ対応ができるようにする。

セーフティネット機能を担保する協議会の発足:行政各部署、社会福祉協議会(貸付制度の周知)、大学(学生相談室と連携したコンテンツ開発)、就労支援(就活や転職活動の支援)、保健センター(希死念慮者への対応のレクチャー等)、ヤングケアラー相談窓口(相談者へのOSHI PORTの紹介)など。

※現在は若者が抱える課題ごとに細分化されているが、これらを統合してお互いのノウハウを共有することで、どこを入口としても然るべき制度や場所につながるようにする。
上記団体の参画を促すため、主要機関の賛同を得て全市的な活動と理解できるようにする。同時にデザインに力を入れてブランド化を行う。

活動内容

若者の相談窓口や制度的なサポートをする相談機関は幾つもあるが、それらを必要とする多くの若者はほとんどの場合その存在を知らないか、知っていても利用をしない。
大学カウンセラーからは、必要とする学生ほどそこにつながらずに卒業していくとお聴きしている。

その一方で、当方で関わりのある大学生からは「相談機関ではなく暮らしの延長で近所のお兄さんのように相談できるのがありがたい」という声が聴かれたり、学生カウンセラーからは「相談に来てね」よりも「推し活や婚活のようなコンテンツの方が反応が良い」というお話しも聞く。

このように多様な若者にアプローチをするには「自然」かつ「興味」を喚起するお呼びかけが重要であることが分かる。

暮らしのなかで接する人や場所でこれらのポイントを抑えたお呼びかけが出来れば、そこを入口に若者とつながり、さらにその関係を維持することで社会的な孤立を防止するセーフティネットに発展させられると考えられる。